帰宅後の動線は、買い物後のパントリー、汚れて帰ったあとの洗面・脱衣、トイレ、一旦キッチンに立つママ、リビングで寛ぐ家族とお互い顔を合わせてからそれぞれの居室へなど、ホールを中心に効率よく配置しました。
洗面・洗濯室には室内物干しを設置し、梅雨時期には除湿機での衣類乾燥も可能、2階ホールでは冬場のエアコンによる過乾燥を利用しての衣類乾燥、天気の良い日にはそこからバルコニーへ干すことが可能です。
閉じる和室には布団を収納できる収納や、宿泊されるお客様が荷物を置いたり、急な来客時にものを隠せる板の間を設けました。
5.3帖の子ども部屋は、あえて収納や間仕切り、造作家具などは配置せず、お子様の成長や家族構成に合わせてのフレキシブル性を残しました。
階段脇の書斎は天井高を1.4m以下に抑えて床面積から除外し、容積率限界の大きさの設計です。
北東からのファサードはモノトーンと木目のコントラストを立体を重ねることで際立たせリズムを演出しました。リビングに面するテラスを閉じることで、プライベートな時間を楽しんでいただけるスペースとなります。